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『ハリー・ポッターと混血のプリンス』(6巻)・レビュー
原書が発売されてからもうすぐ一年…今頃レビューを書くのもどうかと思いますけど、7巻に向けて色々と話題が挙がっていますから、この6巻を振り返っておくのもいいのかもしれません。というわけでレビュー開始。
まずタイトルの「混血のプリンス」ことHalf-Blood Princeですけど、私は完全に騙されてました。(苦笑)ヴォルデモート卿じゃなかったんですね。マグルの父と魔法使いの母の子で、トム・リドル(ヴォルデモート卿)も混血なんですけどねー、あまりにも普通過ぎましたか。
ハリーが「混血のプリンス」の教科書に書かれたアドバイスを読んで、魔法薬?の授業で優等生になる、というところまでは不思議でもありおもしろかったですが、端書きしてあった「セクタム・センプラ」の呪文をドラコに試してしまう場面はかなりショッキングです。これによって、「プリンス」がかなりダーク・アーツ(闇の魔術)に長けた生徒であったことがわかるのですが、これでシリウスが「プリンス」であることも否定されました。(これでヴォルデモート確定かっ?と思わせられた)
そして結局、なんとなんとスネイプが「混血のプリンス」であることがわかるのですが、理由はスネイプもマグルの父と魔法使いの母の「混血」で、その母のラストネームが「プリンス」だからでした。(笑)余談ですが、だから日本語版のタイトルは「〜混血の王子(プリンス)」ではなかったのなかったのですね?…まあ別に「王子」でも問題はなかったとは思いますが。(スネイプはきっと、そういう趣旨もこめていたんでしょう)
さらにはトム・リドルが求め続けた「ホルクラックス」の呪文の真実がわかるのですが、これで2巻のトム・リドルの日記もホルクラックスのひとつであったことがわかりました。8つ?あるホルクラックスがひとつでも残っている限り、ヴォルデモート卿は死ぬことはなく、つまり彼を倒すことはできないということですけど、いくらダンブルドアとはいえハリーと2人だけでこれらに立ち向かうのは無謀と言わざるを得なかったんですね。そしてあの、表紙のシーンがやってきますが、ダンブルドアは自分を犠牲にしてでもハリーを護ろうとします。このシーンではこの巻のクライマックスどころか、この物語のクライマックスさえ感じさせます。更にショックはここでは終わらないんですが…。
ホルクラックスの試練からは2人とも生還するものの、ドラコ・マルフォイの手助けによってホグワーツに侵入したデス・イター(+スネイプ、ドラコ)達に立ちはだかったダンブルドアは、スネイプの「アバダ・ケタブラ」を受けてしまいます。もちろん年はとっていましたが、あのダンブドアがこんなかたちで(しかもスネイプに)殺されるというのは、ありえません…。最後の、スネイプへの「たのむ…」という言葉からも、ダンブルドアは死すべくして死んだ、つまり自分からわざと?死んだとしか考えられません。必ず何かをハリー達、あるいはホグワーツに残しているハズです。(そう思いたい)
それと、まあここまできていうのも何ですが、ハリーがジニーとくっつくとはねぇ…?(苦笑)ホグワーツ入学当初からのジニーの思いに、ハリーが気付いたという解釈なんでしょうけど。驚きました。これでますます、ハリーにとってロンは重要な存在になりましたね?(笑
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