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 Arthurian legend


■アーサー王関連レビュー


『新約 アーサー王物語』 トマス・ブルフィンチ著 角川文庫

私が最初に読んだアーサー王伝説。表紙の天野喜孝さんの絵にも魅かれて手にとって見たのが始まりです。「新約」というだけあって読みやすく、当時の私でもアーサー王伝説の内容、そして魅力がよく解かりました。現在も大切にして…ます。(本棚で)


『アーサー王伝説の起源 スキタイからキャメロットへ』 共著 青土社

図書館で借りて読みました。アーサー王伝説の歴史的観点からの分析がすごいです。アーサー王ひとりをとってみても、彼はインド人だった!いやアジア人だったかも?と壮大なスケールで論じられるため、そのすごさに圧倒されて本を閉じました。(苦笑)単純に、当時の私には難しすぎる本でした。


『アーサー王伝説紀行』 加藤恭子著 中央公論社

著者が実際にイギリス行って、アーサー王関連の史跡をめぐった日記と、アーサー王伝説自体の内容が紹介されています。どうでもいいんですけど、この方は一部の史跡めぐりでかなり苦労されたようです。各タクシーの運転手さんのエピソードも面白いです。現地に行くときには、参考にさせて頂こう、とか思っています。


『サー・ガウェインと緑の騎士 トールキンのアーサー王物語』 J.R.R.トールキン著 原書房

著者不明の、そして古英語で書かれたアーサー王伝説の作品を、あのトールキンが訳したものです。私はそれをさらに日本語訳したものを読んだ(笑)ワケなんですが、意外と読みやすかったです。私の中では、アーサー王伝説のエピソードでベストに入る作品のひとつです。図書館で借りました。


『アーサー王伝説万華鏡』 高宮利行著 中央公論社

アーサー王伝説の内容については紹介してありませんが、本、映画、音楽、グッズなど多岐にわたるアーサー王伝説の影響に焦点を当て語られています。なかなか興味深いです。図書館で借りました。


映画『キング・アーサー』 ジェリーブラッカリマー監督

2004年に公開された、久々のアーサー王映画。本当は劇場で見たかったんですが、無理だったのでレンタルしました。クリーブ・オーウェン、キーラ・ナイトレイなどのやや豪華キャストだったので、そこそこにヒットしたようです。個人的には円卓の騎士にやや幻滅し、ランスロットの二刀流に抵抗を覚えましたが、とにかく綺麗な映像を堪能しました。(笑)ラストの結末は原作とは違いますが、王妃とランスロットの恋愛が(ほぼ)描かれていないので自然に最後も違ってきます。それから、マーリンはやはりケルトの族長という位置づけでした。「魔法使い」マーリンが物理攻撃を駆使するのはどうかと思いましたが。(汗)最後に、エンターテイメントとしては文句なしの作品でしょう。


<2006年2月6日のレビュー>

『滅びのシンフォニー』 四宮満著 法政大学出版会

副題は「トマス・マロリーの世界」で、題名が気になって手に取りました。アーサー王伝説のメインの物語を、滅びの交響曲なるものに見たたて語っています。アーサーとガラハッド、ランスロットとトリスタンを比較して語ったりしているのは興味深いんですが、「滅びが美しい」というのは謎。


『英国中世ブンガク入門』 桜井俊彰著 勉誠出版

これまた題名(…と特に表紙)に魅かれて読んでみました。アーサー王についての内容は全ページの4分の1程度ですが、かなりおもしろおかしく語っていてツッコミどころが満載です。もくじを見るだけで一目瞭然ですが。一方でガーウェインについても「緑の騎士」を中心に、結構詳しく語られています。ただしアーサー王物語の父、マロリー卿をけなし過ぎの感はあります。





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