大阪港のきらめく海と、眩しい太陽、、そして隣で微笑む彼女。
…たとえこの先何があっても、自分はこの光景を決して忘れないでしょう。
近くのお好み焼き屋で、ビールで乾杯した後、
思わず言葉にしてしまったのは「もう、このまま死んでも良い」。
すかさず入る、「死んじゃダメだよ。これからがあるんだからー。」という彼女のフォロー。
これ以上何を望むのか…素直にそう思った、人生最高の日でした。
京都で自分の思いを伝えた後、直後は達成感を感じられたけれど…
その後は正直、ネガティブな考えも浮かんできました。
自分は、彼女を裏切ってしまったのではないか、
ずっと二人で守ってきたルールを破ってしまったのではないか、
また、同じく共同生活をしていた年上の女性と、終始噂になっていたことについて、
自分は、本当はどういうつもりだったのか問いただされ、
やはり来たかたと思いながら、事前に考えていた説明で誤解を解くように努めました。
あの時の自分は「一人に疲れて」いたこと、「恋に恋していた」だけで、
恋のゲームをする相手は誰でも良かったこと、
周りの雰囲気に流されてしまった自分が情けなかったこと、
何より、本当に好きな人のことは、誰にも言わずに黙っている主義だということ、、
彼女は別に怒ってないし、気にしていないと言ったけれど、
どこまで伝わったのだろうかと、思案したのは確かです。
でも、こんな不安を、彼女の答えは全て吹き飛ばしてくれました。
そのことがどうしようもなく嬉しくて、
彼女への感謝の気持ちが溢れてきました。
以前に書いたように、電話でも想いを伝えることはできた。
でももう一度会って、自らの気持ちを確かめたかった。
それに直接伝えれば、彼女の答えに関わらず、
自分の気持ちの整理がつき易い…などとも考えていた。
機会は、一度きり。場所は秋めく紅葉の京都。
秘めた想いを吐露するには、これ以上ない舞台設定。
でも本当は、もしも願いが叶わなかった場合でも、、
美しい思い出として残ると思ったりしていた自分がいた。
そう、かぐや姫の名曲”加茂の流れに”のように…
指折り数えて待ち、自分なりに準備していたもの全てが報われた。
幸せという他に、どんな表現ができようか。。