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2007年08月14日

●「ハリポタ7巻」の読後感。

今日(今朝)やっと、"HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS"を読み終わりました。日本語版だと『ハリー・ポッターと死の呪物??(ハロウって何?)』とかいうニュアンスかな。。

この「ハリポタ」シリーズの最終巻も分量的には前作のHBP(「混血のプリンス」)と同じくらい。
…最後の方では展開が激しいので、流石にガツガツ?読み進めましたけど。。

感想としては、、、

なんか、『ゲド戦記(アースシー物語)』の特に3巻(『最果ての岸辺』)とダブるようなシーンが多くありました。

「外の世界」と切り離されて、ダンブルドアが自分達だけに托した使命のために…(ハリー達)トリオがひたすら場所を変えながらキャンピング(笑)をする日々とか、これまでのハリポタにはなかったシーンのひとつです。

そして、やはりこういう「スローな展開」の時には、ローリングさんもル・グウィンばりに美しい自然・情景の描写を書いています。やっぱり作家(文章家)としての才能も持ってる人だなあ、と感じます。

あとダンブルドアへの尊敬と、同時に不信感、という感情の中で葛藤するハリーは、長い・孤独な航海中に大魔法使いゲドの素朴さにいらだつアレンと重なりました。。

クライマックスでは、ハリーを文句のつけ様がない「英雄」としてでも、壮大な光と闇の闘いの一部として描くのではなくて、「ひとりの人間」「ひとりの少年」として描いた生ぐささというか人間くささが共感を呼びました。

…死ぬ前に、少年ならやっぱり女の子のことを想うんです。(苦笑

流石に最終巻(完結作)だけあって、色んな秘密想定外の展開が待ってました。
ちなみに、自分の予想で当たらなかったのは、ネビルが生き残ったことだけでした。。
(モチロン、これは歓迎できることだけど…

そういえば、ローリングさんの「主要メンバーが2人死んじゃう」と言った発言は正しくなかった。。
彼女は、よっぽどハリポタを「児童文学」の枠に留めたくなかったのかも…??

とにかく、謎が解けて、おもしろくて、ハッピーになれる(?)スバラシイ著作でした。
これ以上「ハリー・ポッター」シリーズが読めなくなるのは寂しいけれど…。

映画化したら、間違いなくシリーズ最高傑作になるでしょう。。
…今から待ち遠しいです。(笑


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