●Kepler Track(”空中散歩”)
ミルフォード・トラックまでの日程あわせというかんじで、3日の日程でケプラーを歩きました。

このグレート・ウォークは、ミルフォード&ルートバーンほど有名ではないので、評判やコースの情報がなかなか入ってくることがなかったのですが(だから、最初あまり歩くつもりはなかった…)、Te AnauのBob&Maxime Backpackerで誰かが置いていったケプラーのコースガイドを見つけて、それを見たところルートバーンよりも「チャレンジング」でおもしろそうだったので歩いてみることにしました。
ただし、ハットの予約が取り辛かった関係で、多くのトランパーとは反対の時計回り(Iris Burn⇒Luxmore)で歩くという体験をしています。
1日目(20日):
前日は、テ・アナウの町でNZに来て初めてのYHA(ユースホステル)に宿泊したんですが、確かに聞いていたとうり日本人の宿泊客がけっこう多く居ました。ドミトリーでは、NZ滞在11年くらいになるという方と、最初、お互い日本人と気付くまで、しばらく英語で会話してしまうという珍事もありました。w(とても気さくな、Kiwi顔負けにフレンドリーな人だった)
ケプラー・トラックは、通常3日(2泊)の日程で歩く時にはテ・アナウ市街⇒Rainbow Reach間をバスで移動するらしいのですが、それだと全67キロを「踏破」したことにはならないし、予約をしている時間がなかったので、今回は全行程を自力で歩いてみました。(…半ば無茶をして)

8時前にYHAを出発して、うっすらと朝霧のただようテ・アナウ湖を見ながら歩き始めます。
DOCのFiordland National Park Visitor Centre、タカヘなどがいるWildlife Centreを通り過ぎて、トラックのスタート地点であるControl Gateに着いたのが9時半。Bob&Maximeのバッパーで会った日本人の方のアドバイスを参考にして、天然のスティック2本を道中で拾い上げて、ストロークのペースを上げて歩きました。


その結果、レインボー・リーチに11:20に着くことができて、Moturau Hutには1時までに到着。静寂に包まれたManapouri湖の湖畔でしばし休息しました。(ここで初めて天然成分の虫除け、"GOODBYE SANDFLY"を使ってみる)


3:30にRocky Point(DOCのスタッフ用の山小屋がある)を通過した後はひたすら深いBeechの森の中を歩き続け、最後にちょっとスパート(?)をかけて、目的地のIris Burn Hutに6時過ぎに到着。およそ10時間以上のトランピングが終了し、ホッとしたと同時に疲れがピークに達し、ハットの中では病人のように足を引きずってました。。
2日目(21日):
ケプラーの「ハイライト」である2日目の天気が「くもり」ということを少し残念に思いながら、10時にハットを出発。多くのトランパーとは反対の方向に進み、急な登りを登ること2時間でbush lineを抜けてAlpine Sectionに達します。


風(風速2、30メートル?)が強く、天気も決して最高ではなかったけれど、ルートバーンでは体験できなかった「山の尾根を歩く」体験はかなりの快感で、まるで「空中散歩」しているような感覚を得られました。
天候の関係でLuxmore山(1400メートル)には登らなかったのですが、そのふもとを過ぎた後はひたすらの下りになって、眼下にテ・アナウ湖を眺めながらLuxmore Hutまで一気に下りました。

ハットでカモミール・ティーなどでしばし休憩した後、噂に聞いていたLuxmore Cave(洞窟)探検に出発。自転車旅行用だったCATEYEのLEDライトが役立ち、長い年月が形作った鍾乳石の幻想的な風景を見ることができ、ISO1600(+フラッシュ)で写真にも収めました♪


また、ラクスモア・ハットからの眺めはたぶんNZのハットの中でも最高クラスで、テ・アナウ湖とケプラー山脈をバックに食べるインスタント・ヌードルはどんな高級ホテルのコースよりもリッチな気分にさせてくれました。w
3日目(22日):

昨日とほぼ同じ日程でハットを出発。少し丘を登った後、トラックはひたすらの下りとなり、Beech forestに入るとけっこう急な下りのジグザグになってスピードも上がります。2時間弱でまたもKiwi Zone(キーウィ・バードの生息地域)のBrod Bayに到着。

2本の(天然の)スティックのおかげもあって、1時過ぎに再びコントロール・ゲートを通り、午後2時過ぎに再びテ・アナウに戻ってくることができました。(ケプラーの全行程=67kmを踏破♪)